インタビュー|シニア世代が活躍できる環境

山崎 60代男性 鉄道事業部部長 2024年中途採用

年齢を問わず活躍でき、シニアでも自分の強みを活かして働くことができる。

今回のインタビューは、昨年入社し現在は、交通誘導警備業務して働く、山崎さんにお越しいただきました。入社から約1年が経ち、前の会社から警備の仕事になっての心境の変化、現在の仕事への向き合い方などをお聞きしていきます。

現在の業務内容を教えてください

65歳という年齢もあり、主に施設警備や監視業務を担当しています。
体力的に負担の大きい交通誘導は若い隊員に任せることが多いですが、経験を活かして指導役も務めています。

この会社で働いてみて入社前とのギャップはありましたか?

はい、入社前と実際に働いてみて感じたギャップはいくつかありました。
1. 体力的な負担が想像以上に大きい
警備の仕事は座って監視するだけかと思っていましたが、実際は巡回や立ち仕事が多く、思った以上に体力を使うと感じました。特に長時間の立哨(たちばり)は慣れるまで大変でした。
2. コミュニケーション力が求められる
警備の仕事は単独行動が多いと思っていましたが、実際は施設スタッフや来訪者、同僚とのやり取りが意外と多いです。特に施設警備では、来訪者の対応や不審者への声かけなど、コミュニケーションスキルが重要だと実感しました。
3. 緊急時の対応力が必要
普段は静かな業務ですが、いざトラブルが起きると瞬時の判断が求められることに驚きました。例えば、不審者が侵入した場合や、施設内で体調不良者が出た場合、冷静に対応しなければなりません。経験を積むうちに落ち着いて対処できるようになりましたが、最初は戸惑うことも多かったです。
4. シニアでも活躍できる環境がある
警備業界は年齢を問わず働ける環境が整っている点は、入社前のイメージ通りでした。ただし、若い隊員と比べると体力面で劣るため、自分のペースを考えながら働くことが大切だと感じました。
5. 仕事のやりがいを感じる場面がある
「警備=地味な仕事」というイメージがありましたが、実際には人々の安全を守る責任感や達成感がある仕事だと感じました。特に、施設の方から「ありがとう」と言われるとやりがいを感じます。

総合的に見ると、最初はギャップを感じましたが、慣れてくるとやりがいのある仕事だと思います。

60歳を超えても活躍できる場、それが警備業

現在の仕事の面白さは何ですか?

警備の仕事は一見シンプルですが、実際に働いてみると意外な面白さやりがいがあることに気付きました。

1. 人の安全を守る使命感がある
日常の中で特に意識されることは少ないですが、私たちの警備があることで施設の安全や人々の安心を守れていると実感できます。
例えば、不審者を未然に防いだり、緊急事態に素早く対応したときなど、「自分の仕事が役に立った」と感じる瞬間があります。

2. 予測不能な出来事に対応するスリル
毎日同じルーチンの繰り返しと思われがちですが、実は予想外の出来事に直面することがあるのが面白いところです。
突然の設備トラブルや停電への対応
迷子や体調不良者の救護
不審者やクレーマー対応
こうした場面では、瞬時の判断冷静な対応が求められます。経験を積むごとに自信がつき、どんな状況でも落ち着いて対処できるようになるのが成長を感じられて楽しいですね。

3. いろんな人と関わる機会がある
警備というと「1人で黙々と仕事をする」イメージがありましたが、実際には施設スタッフや来訪者、時には警察や消防とも連携する場面があり、意外とコミュニケーションが多いです。
特に、施設スタッフや常連の方々と顔なじみになり、「いつもありがとう」と声をかけられると、モチベーションが上がります。

4. シニアでも活躍できる
年齢を重ねても続けられる仕事であり、経験や落ち着きが活かせるのが魅力です。
特に、若い隊員に仕事を教えたり、トラブル時に冷静な対応を見せることで、チームの頼れる存在になれるのは嬉しいですね。

5. 仕事の幅が広い
警備といっても、施設警備・交通誘導・イベント警備など種類が多く、希望や適性に応じて仕事の内容を選べるのも面白い点です。私は現在、施設警備を中心に担当していますが、時々イベント警備などを担当することもあり、変化があるのも楽しいです。

まとめ
人の安全を守る責任感がある
予測不能な出来事に対応するスリル
人と関わる機会が多く感謝される
年齢を重ねても活躍できる
仕事の幅が広く、適性に合わせた働き方ができる
毎日同じようでいて、実は違う。そんな奥深さやりがいがあるのが警備の仕事の面白さですね!

今後、この会社で達成したい目標はありますか?

警備の仕事を長年経験してきた中で、今後NFコーポレーションで達成したい目標がいくつかあります。

1. 若い隊員の育成・指導
警備業界では、経験と知識が非常に重要です。特に若い隊員は、最初は仕事の流れや危機対応に戸惑うことが多いので、私の経験を活かして後輩の教育や指導を積極的に行いたいと考えています。
例えば:
実践的な指導:施設警備での巡回ポイントのコツ、不審者対応の仕方
トラブル時の対応力向上:火災や設備トラブル時の冷静な対応方法
礼儀・接遇の強化:来訪者や施設スタッフとの適切なコミュニケーション
若い隊員が安心して働ける環境を作ることが、会社全体の質の向上につながると思っています。

2. より質の高い警備サービスの提供
警備の仕事は、ただ立っているだけではなく、より質の高いサービスを提供することが求められると考えています。
巡回の効率化:リスクのあるエリアを重点的にチェックする方法の提案
最新の警備技術の活用:防犯カメラやAIシステムの活用を会社に提案
ホスピタリティの向上:警備員としての「安心感」を来訪者に与えられるような接遇の強化
単なる「守る」だけでなく、安心と信頼を提供する警備を目指したいです。

3. 自分自身の健康管理と長く働ける環境づくり
警備の仕事は体力を使うため、自身の健康管理も重要です。
体調管理を徹底し、できる限り長く現場で活躍する
無理なく続けられる働き方を模索し、シニアが活躍できる環境を会社に提案
私自身が健康で働き続けることが、若い隊員の良い手本になると考えています。

4. 会社の成長と地域貢献
NFコーポレーションがさらに成長し、地域の安全に貢献できるような警備会社としてのブランド力向上にも関わっていきたいです。
地域密着型の警備サービスを強化し、信頼される企業にする
イベント警備などで地域の活性化にも関わる
会社の成長は、自分たちの雇用の安定にもつながるため、積極的に貢献していきたいですね。

まとめ
若手の育成・指導を強化し、次世代の警備員を育てる
より質の高い警備を提供し、会社の信頼度を向上させる
自分自身の健康管理を意識し、長く働ける環境を作る
会社の成長と地域の安全に貢献する
これらを目標に、今後も頑張っていきたいと思います!

最後に一言だけお伝えすると、警備の仕事は地味に見えるかもしれませんが、実はとても奥深く、やりがいのある仕事です。
人々の安全を守り、時にはトラブルにも冷静に対応しながら、社会の安心を支えているという誇りを持っています。

また、警備業界は年齢を問わず活躍できる環境があるので、若い人もシニアの方も、自分の強みを活かして働くことができます。
私自身もまだまだ成長しながら、次の世代に技術や経験を伝えていきたいと思っています。

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